黒羽観光やな看板-人生楽しんだもの勝ち!

母と姪っ子を連れてまぐろダイニング美蔵でディナーをとった翌日。せっかくなので、姪っ子を連れてどこかへ出かけようという話に。7月中に一度、鹿沼のやなへ出かけて鮎の掴み取りのコツを覚えたばかりと言うので、その勘が鈍らないうちにまた行ってみようと言うことになりました。

私も小学生の頃に出かけた以来。帰りの車で爆睡していたことぐらいしか記憶にないし、久しぶりなので勝手がわかりません。姪っ子たちの付き添いで川に下りることを考え、麦わら帽子とタオル、サンダルを持参していざ出発!

黒羽観光やな到着。天気良過ぎて暑い!

営業時間は10:00〜17:00、到着したのは11時過ぎ。ちょうど混み始めた時間帯のようでした。しか〜し、想像以上にそこは暑かった!普段、クーラーの効いたところにいることに慣れすぎて、一応屋内で日陰とはいえ、ただいるだけで汗が後から後から吹き出してきて止まる気配がありません。縛るには短すぎる髪を、無理やり束ねて襟足を出さずにはいられないくらいでした。座敷は、窓がある席とない席があるのですが、ない方が風を遮らないのでより涼しく感じました。

でもしばらくその中でじっとしていると、だんだん蒸し暑さと高い気温にも慣れて、ようやく汗が落ち着いてきました。頭はボーッとしたままでしたが…。子供たちは席に荷物を置くと、待ちきれない様子でやなの方へ駆けて行きました。ダンナと母も追いかけて行きますが、私は席に残って荷物番です。

無料の水を飲んで、熱中症にならないように予防します。しっかり朝ごはんを食べたために、11時を過ぎているにも関わらず、ほとんどお腹が空いていません。一旦戻ってきた子供達も、まだ空腹ではないようで、何が食べたい?と聞くと、「かき氷!」との答え。

こちらのやなでは、基本的に入り口付近で食券を買う仕組みですが、食券機ではなく手売りです。たまたま席の近くにかき氷売り場があったのですが、300円ピッタリなのであれば食券を買わなくても大丈夫です、とのことなので、いちごシロップのかき氷を1つ購入し、2人で仲良く食べていました。

とは言え、やなは昼にかけてますます混んでくる一方。席は奥まで満杯状態になってきました。当然、食券売り場も長蛇の列。食券売りはお店の人1人が対応しているので、早めに食券を買っておいた方がいいだろうと相談がまとまりました。

鮎料理を満喫(写真撮り忘れました…)

せっかくここに来たのですから、鮎を使った料理が食べたいですよね。あゆの釜飯セット(釜飯の他に鮎の塩焼き1本、ミニ冷奴、味噌汁、漬物付き1700円)の他に鮎の塩焼き(2匹840円)を注文しましたが、私は食べたことのない鮎の刺身(1370円)がどうしても気になって、これを頼みました。鮎の他にイワナの刺身も同じ値段で売ってましたね。

ビールは販売機で350ml缶が1本300円で売っていたので、ダンナは適宜飲みたいタイミングで購入していましたが、私たちしらふ組はサイダーを食券売り場で買って運んできてもらいました。暑いのであっという間に飲み干してしまいますね…。

釜飯は炊き上がるまで30分かかるので、先に鮎の塩焼きや、私の頼んだ鮎の刺身が到着しました。塩焼きの鮎は小さくて、はらわたや頭を除いたらそんなに食べるところはありません。少食な子供たちも、2本をあっという間に平らげました。刺身は、さすがにある程度の大きさがないとさばけないし、焼き縮むこともないのでそれなりの食べ応えあり。活け締めなので、鮎の切り身の美しさに姪と見とれていたら、急に鮎の顎がガクッと下がり、二人して飛び上がってしまいました。「まだ生きてる!」単に筋肉の収縮で動いただけだと頭ではわかっていても、ちょっとやはりビックリしてしまいますね^^;

ここまで書いてお気づきでしょうか…。暑さにやられてボーッとしていたせいか、料理の写真を一枚も撮っていなかったんです(°_°)なんてことでしょう…。後日再訪して、撮り直して来ないといけませんね。おいしかったから、無意識ながらわざとかも?

釜飯は、味付けが上手でとてもおいしかったのですが、子供でも1人前ちゃんと完食できそうなくらいの量です。大人は追加でサイドメニューを頼んで、ちょうどいいくらいですね。

食べ終わって早々、またまた姪っ子たちはやなへ。時刻は1時半近く、日がますます照って一番暑い時間帯だというのに、さすがに子供は元気ですね。ようやく重い腰を上げて、私もやなへ向かいます。

ますます暑い2時近く。私もやなの上へ

やなへ繋がる橋は狭いので、すれ違いはできなくもないですが譲り合いが大切ですね。ここを渡ってやなの上に上がり、サンダルをはいたまま川の水に足を浸します。冷たくて気持ちいい!ここでようやく正気が戻り、写真撮影再開です。まだ鮎が上ってくるには早い時期のようで、数が少ないので1匹430円で川に放して子供に捕まえさせることも可能です(10匹〜)。

そんな状態でしたが、それでも小さな鮎が時々上がってきて、子供たちが目ざとく捕まえては決められた箱に戻していきます。特に私の姪っ子たちは、別のやなでトレーニングを積んだばかりですから、上手に掴んで私のところへ見せに来てくれます。美味しく鮎を食べたいなら、もっと成長が進んで大きくなった10月ごろがいいと思います。ちなみにこちらの黒羽観光やなの架設は、8月初旬から10月いっぱいまで営業しているそうです。

いたいた…。

ゲット〜!

おっと!逃げられた…

別の鮎。写真もバッチリ!

たまたま行ったこの日は、その後も天候が崩れることなく、一日中暑い日でした。日差しと気温の高さにすっかり参ってしまった私ですが、子供たちは鮎の掴み取りも味覚も満喫したようです。3DSなどのゲーム三昧もいいですが、せっかくの夏休み、太陽の下で夏を満喫させてあげてはいかがでしょうか。