
先日、塩原の伊藤園ホテルニューもみぢさんへ行きましたが、こちらが良かったので別の伊藤園ホテルにも泊まってみよう、という話に。
今回は、私の母も同行しました。
あだたら高原岳温泉にある鏡が池 碧山亭(へきさんてい)さん。
こちらも、夕食はハーフバイキングということです。
岳温泉は初めて。
なので、岳温泉の特徴など調べてみました。
岳温泉の特徴
福島県二本松市に位置し、国道459号線と県道30号線が合流した周辺(本宮土湯温泉線)に温泉宿が点在。
安達太良山が近くにそびえ立ち、源泉はこの安達太良山の中腹から8kmもの距離を温泉街へ引いてきており、湯もみの効果で40 〜50度の最適な温度に自然と下がるわけですね。
泉質:酸性泉(あまり聞かない泉質で、珍しいですね) 効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・健康増進・慢性皮膚病(岳温泉観光協会HPより)。
名物・グルメ:安達太良カレー、くろがね焼き(高松宮殿下に献上されたことがあるらしい。カステラ生地に甘さ控えめのあんこが入った和菓子)
岳温泉に差し掛かると、高原の景勝地でした。
青々とした広い草原を、普段は爽やかな風が渡っているのでしょうね。
天気が良かったら、間違いなく車から出て、新鮮な空気を満喫していたと思います。

雨なので一路碧山亭へ(Wi-Fiあります)
この日はかなりの雨降り。
猪苗代湖周辺をドライブしたり、道の駅猪苗代で昼食をとったりして過ごしました。
まだ梅雨明けしてなかったので仕方ないけど、本当は温泉街やその周辺をのんびり散策したかったですね。
一番近い道の駅は「道の駅つちゆ」です。
本宮土湯温泉線を曲がって鏡ヶ池に向かう手前に桜並木があって「桜坂」と呼ばれる桜の名所になっています。
赤い灯篭も立っていて、春には昼夜関係なく目を楽しませてくれるのでしょうね。
チェックインは15時でしたが、1時間前に到着。
伊藤園さんに時間をつぶせる施設がたくさんあるのは学習済みなので、構わず中へ入ってみましょう(^^)


入ってみると、あれ、もうフロント係の人が応対しています。
近づいてみると、何ともう部屋の準備ができていますのでチェックインできますとのこと、部屋の鍵も受け取ることができました!
ラッキー!!
早速部屋でくつろげますね。
さらに抜かりなく、カラオケルームも夜8時の一番いい時間帯で予約を入れておきました。
予約制のカラオケルームは、こちらでは2部屋あるようです。
チェックイン後、ロビー近くの棚にある3つの色柄の浴衣から好きなものを選べます(男性は2種類)。
帯は、私たちの部屋に置いてあったものは全て紺色でしたが、赤い帯をしている人もいましたね。


エレベーター前。
きれいで開放的ですね。


部屋の扉の外に格子戸。
何だか高級旅館に来たような感覚に陥ります。
中へ入ってみると、さすが3人部屋、玄関が広い。
手前にトイレと、洗面所は手洗い場が2つありました。


おぉ、やはり布団はすでに敷いてありますね。
そして、窓の外には、さりげなくいい景色が見えています。
近づいてみると…

ホテルの部屋から、こんなに間近に景勝地・鏡ヶ池が一望できます!
予約する時に、山側と池側を選択するのですが、池側はこんな絶景を部屋の真下に見ることができるんですね。
何と贅沢!
天気がよければ、もっと写真映えするんだけどな〜。
近くに別のホテル(櫟平ホテル)もありますが、池に一番近いのが今回お世話になった碧山亭さんになります。

窓側には板の間と椅子・机のセットが置かれていて、広々としたいい部屋でした。
床の間の反対側、布団を挟んで大きな机と、大きくふっくらと膨らんだお太鼓座布団が乗った座椅子が3つ設置されています。


部屋にはこちらのお菓子が用意されてました。お茶受けにちょうどいい量ですね。
3連休の中日だったため混んでいて、夕食は2部制(17:20と19:30)。
私たちは早い時間でお願いしました。
それでも、チェックインが早かったので、夕飯前にお風呂に入る時間はたっぷりあります。
ダンナは、部屋に着いてすぐと、夕食前の2回入浴しに行ったくらいでした。
というのも…
伊藤園に来たら、ピンポンですよね


時間に余裕がありすぎて、卓球やってみるか!という話に。
今回はもちろん母も参戦。

基本的にダンナと卓球する時には、ラリーを続けることに力点を置いていますが、母はなかなか鋭いスマッシュを仕掛けて来るので、すぐ勝負がついてしまいます^^;

おしゃれな千鳥格子の壁に、観葉植物も置いてあって、いい感じですね。
卓球コーナーの入り口には、またまた伊藤園ではお約束の…

パターゴルフ!
最初はなかなかうまく入らないんですが、繰り返しているうちに腕は上がるものですね!
そのうち3回に1度はホールインワンできるように。
ダンナは卓球だけして、汗をかいたのでお風呂に行ったというわけですね。
成り行きで共用カラオケルームへ
こんなに遊んでも、まだ夕食までに余裕がありました。
なので、予約不要の共用カラオケルーム 森の香へ行ってみましょう(すみません、写真撮り忘れました^^;)。
こちらは1階にあるので、エレベーターで移動します。
中へ入ってみると、ミラーボールがあったり、真っ赤な長椅子がたくさん置いてある広〜々したスペースで、スナック風な内装になってました。
すでに気持ちよくマイクを握っている人たちがいて、しばらく同席して歌声に聞き入っていました。
聞いているだけで良かったのですが、先客の方のお子さんがぐずり出し、マイクと予約マシンを私たちに託されて退出されたので、せっかくですから2〜3曲母と歌って来ました。
仕事のストレスMAXだったので、中森明菜の「十戒」をスゴみを利かせて力一杯歌ったところ、母に「前はもうちょっと可愛いかったのに、随分ドスが効いた声になっちゃったね」と言われちゃいました…^^;
碧山亭の夕食(1部 17時20分〜)
チェックインは早めでしたが、夕食時間は厳守!
きっちり時間になってから開場になりました。
夕食会場は2階、「あだたら」と「桜坂」の2箇所あって、こちらはあだたらの宴会会場。


ハーフバイキングですが、同じ伊藤園ホテルでもフェアや土地柄出てくるおかずは多少違います。
この時はお好み海鮮陶板焼きフェアでした。
もみぢさんでは豚ロースのチゲしゃぶフェアでしたね(食べ切れる自信がなくて、私はそもそも取りに行きませんでした^^; もみぢさんの「釜めし」の黄色い旗がある写真の手前に写ってます)。
自分で作る釜飯はもみぢさんでもご紹介しましたが一緒でした。お品書きと料理はこちら。




ここまでがテーブルにもともとセッティングされている料理ですね。
豚の陶板焼き、タレが甘辛くておいしかったです(刺身の横のプリンや、丸皿に入ったサーモンや貝などはバイキングで取りました)。
他にきすやナスの天ぷら、フライドポテト、ミニシュークリーム、コーヒーゼリーなどをゲット。
天ぷら用の塩はもみじ塩、抹茶塩、カレー塩の3種類が用意されていて、味変しながら楽しめます。
個人的にはカレー塩が一番ハマりました。
フライドポテトにつけながら食べてもいけます。

飲み放題は、地酒は置いてなくて、日本酒は大関一択でしたね。
その代わり、1,000円で利き酒4種が飲めるセットが別にありました。
あと残念だったのは、焼酎サワー製造機械が置いてあって、レバーを引くだけで強炭酸ハイボールなどが出てくるはずが、炭酸水しか出て来ませんでした。
係の人に言って直してもらったのですが、それでもちょっとお酒が薄かったな〜。
チェックイン時予約していたカラオケへ
食事の後は予約していたカラオケタイム!
50分毎の入替制で、予約のカラオケは先ほどの共用カラオケルームに入ってすぐの、別の入り口から入るようになっています。
通常のカラオケ店と同じような装備や機械で、曲数やジャンルも充実しているので、幅広い年齢の人が楽しめますね。
採点機能もバッチリついていますので、ランキングにチャレンジしてみても面白そうです。
自信のある人なら、共用カラオケの方がいいでしょうね。
基本誰が入って行ってもいいので、多くの人に聞いてもらえた方が歌っている方も気持ちいいでしょうし、聞いている人も楽しいです。
先ほども書きましたが、スナック風なので程よく照明が暗く、広〜いので席を選べばよそ者が入ってきた気まずさも少なく落ち着けると思います。
ちなみに声が出る人ならば、廊下へも歌声が聞こえてきます。
酸性泉に入ってみました。
カラオケから帰って2回目の入浴。
入り口を入ると左右に洗い場があり、左手側には左右のついたてがなく、右側はあるタイプ。
洗い場の数は10個超で、うち2つはカランがなくシャワーだけですが、ついたてがあり、シャンプーやリンスも備え付けてあります。
混んでいる日でしたが、朝も含めて私が行った3回とも、洗い場がいっぱいで体が洗えない、と言う事態にはなりませんでしたね。
内風呂と露天風呂はどちらも同じ泉質で、内風呂から露天へ出る時は2つドアを通ります。
露天風呂は照明がありません。
星や月あかりを楽しむための工夫なのかな?
内風呂からの灯りがあるので、真っ暗ではないです。
酸性泉と聞いていたので、刺激が強いのかと思いきや、単純泉のような柔らかなお湯でした。
白く細かい湯の花がたくさん入っているので白っぽくも見えますが、湯の花が沈むと透明に近い感じになります。
お風呂で一緒だった方は、少し硫黄のような香りがしない?とおっしゃってましたが、う〜ん、ほんのかすかにすると言えばする…かな?でも、硫黄泉ではないですね。
お風呂から上がった後のスキンケアグッズは充実していました。
化粧水、乳液はもちろん、オールインワンの美容ジェル、BBクリーム、ひじ・かかとクリームなど。
ドライヤーは3つあります。
部屋にも備え付けてあるので、混んでいる時は部屋で乾かした方がいいですね。
入浴時間は男女入れ替えはなく、チェックイン〜24時まで。
翌朝は5時から入れます。
朝食は自由席のバイキング
さて翌朝。
朝食時間は7:00〜9:00です(8:30までに入場)。
昨夜と同じ会場、バイキングで自由席でした。
朝から和洋中取り混ぜたおかずが並んでいましたが、私のチョイスはこちら。

ほぼ茶色ですね(笑)

温泉卵(写真右)は、黄身がスプーンでぷるん、とすくえる程度に固まっているのが好みなのですが、こちらは液体状態でした。
あと、クロワッサンはバターたっぷりのパリッ、サクッと言うタイプではなく、普通のパンでした。
なので、見た目よりはカロリー低め、なはずです。
鏡ヶ池公園を散歩
腹ごなしに外へ。
昨日は一日雨降りでしたが、朝食後はちょうど雨が上がりました。

池に張り出している橋?の先へ行ってみました。
鴨が泳いでいますね。
欄干にもとまっているのがわかりますか?
池の中をのぞいてみると…。

おぉ、コイがいっぱいいる!!!Σ(・□・)
私と母は気づかなかったのですが、ホテルのロビー入り口すぐのところに、餌が100円で売っていたんです。
餌をくれないとわかると、ワラワラと解散していきました…。
ごめんね、他の優しい人たちが後からたくさん来るから、たんともらってね。

碧山亭の外観。

季節柄、アジサイがたくさん咲いていました。



中には、こんな珍しい濃いピンク色のアジサイも。


ホテルから池に下りて、右回りに歩いて来ましたが、池を過ぎてさらに奥まで道が続いているので、先へ進んでみました。
こんなに広いの?
てくてく歩いているうちに、雲間から光が射してきました。


どうもこちらは、Google Mapによると「緑ケ池」と言う別の池だったようです。
この時は気温も上昇してきて、一時的ですがちょっと暑いくらいになりました。
日傘持ってくればよかった!
日焼けが気になる年頃なので、そろそろ宿へ戻ります。


予想以上に歩いたので、1階大浴場の前に設置された無料の足つぼ&腰のマッサージャーで疲れをほぐしました。
無料だとは思わなかったので、この時まで利用しませんでしたが、意外に効きましたよ。

1階には他にも、利用しませんでしたが麻雀ルームがありました。
お好きな方はぜひ。

碧山亭から1時間ほど。道の駅米沢へ寄り道
9時過ぎチェックアウト。
この後、まっすぐ帰ってもいいけど、母もいるので少し足を伸ばしてみようと、ダンナの案で2018年にオープンしてまだ新しい山形・米沢の道の駅へ立ち寄ってみました。

米沢へ行ったら、きれいな青空!
それほど離れた場所ではないけど、山を隔てるとこんなに天候が違うんですね。
連休最終日でしたが、やはり混んでいました。
長芋3本入380円と、大きなにんにくが3玉入った300円の袋を買いました。
安い!
ちょうどお昼時になったので、こちらで食べて行こうと思いましたが、バイキングでしっかり食べた母がまだお腹が空いていないそうなので、お店を眺めただけで帰宅の途につきました。
せっかくだから米沢牛、食べたかったな〜。
思わずつぶやいたら、「アンタもうお腹空いてるの?!だもん太っちゃうよ〜」と言われてしまいました…。
撃沈。




訪れた際の参考になればと、せめてメニューの写真を撮って来ました(ささやかな抵抗)。
那須高原SA(上り)のステーキ重1,500円(税込)
帰りは東北道を利用。
13時を回り、さすがにお腹が空いて来ました。
ちょうどいいタイミングで那須高原サービスエリアに差し掛かったので、こちらで昼食をとることに。
ですが、時間的に当然、フードコートはどこも人であふれています!
見渡せど席などどこも空いていないし、空きそうもありません。
ならば、レストランで順番待ちした方が、確実に席にありつけます。
幸い、ウェイティングボードにも3組書いてあるだけで、すぐ呼んでもらえそうです。
食べるものはすでに決まっています。
米沢でメニューをさんざん見ていたおかげで、すっかりお肉モード。
迷わずステーキ重!
何とメンバー意気投合、同じメニューを3人して食べることになりました。
1,500円と言う値段もお手頃でいいですね。
10分ほどで席にも通され、作戦成功です。


肉が柔らかく、タレがマッチして美味しかったです。
米沢では食べられませんでしたが、これで充分大満足ですね。
さらにお会計の時、税込価格であることを知りました。
とても良心的ですね!
私の席の真ん前で食べてた食の細そうなおばあさんが、ゆでたてアツアツのスパゲティーを、これまたおいしそうにほおばっていたのも見逃しませんでした。
またぜひ利用したいです。