
夜、JR宇都宮線矢板駅の上り線ホームに立つと、真っ暗な中にやたらと明るい灯りが点る一角がありました。調べてみると居酒屋さん。早速土曜日の7時頃に行こうと、電話で事前に予約を入れたところ、快く受けていただけました。
さて、お待ちかねの土曜日がやって来ました。今日もこの灯りに誘われている感じがします…!


外にもしっかり本日のおすすめメニューが8枚も貼ってあります。期待値MAXで気が急いてしまい、外のメニューを眺める余裕がありません。早く入りましょう!

のれんを潜って店内に入ると、靴を脱いで半個室の4人が座れるボックス席へ。座ったところで使い捨てスリッパを渡されました。畳ではないし、サンダルで来ていたので裸足でペタペタ床を歩くハメになってしまっていたので、嬉しいサービスですね!

今日は私もご相伴に預かります!(^^)!外食でお酒を飲めることって、大概車で出かけるのでそうそうできないんですよね。数少ないチャンス…!
お酒の種類もそこそこあります。あまり家では飲めないモヒートやカクテル、日本酒、果実酒あたりを飲めば良かったんじゃない?と今となっては思うのですが、当日は舞い上がってしまってまして…^^; ゴールデンハイボール(450円)をいただきました。何がゴールデンなのかは良くわかりませんでしたが、甘い味のハイボールでした。連れ2人は中ジョッキ(550円)と、メニューには記載のない大ジョッキ(!)大きさの違いが伝わるでしょうか?


写し方が違うから伝わらないか…。値段も量も中ジョッキの2倍です。
そして、このお通しが絶品でした!大根おろしとなめこ、もずくが入っています。

焼き鳥がメインのお店のようで、一瞬通ったカウンター席の上には「ぼんじり」「葱間」「砂肝」などの焼き鳥メニューの名前がズラリ、カウンターの奥は焼き場でかなりの煙が上がっていました。頼まない手はありませんね。焼き鳥は出てくるのに時間がかかるので、お酒と一緒に早めに注文しました。飲みながらゆっくり注文を考える作戦です。
ところが結構焼き鳥が早めに到着。ぼんじり、レバー、砂肝(各160円)、豚バラ(250円)など。


私は、何と言ってもぼんじりがおいしかったですね〜。もともと好きな部位ではありますが、とってもジューシーでした!
お通しと焼き鳥だけで結構お酒が進んでしまい、私とダンナは早くも日本酒をオーダー。福島の飛露喜(940円)と山形の上喜元(790円)をそれぞれもっきりで。

飛露喜は「幻の酒」とも呼ばれる人気のお酒ですね。初めて口にしましたが、男性的などっしりとした飲みごたえを感じました。でも私は上喜元の方がさらっとして飲みやすいから好きかな。
店内が混んで来たので、次の料理がなかなか来ないなぁ…とボヤいていたら、そのそばから怒涛の料理ラッシュ!テーブルの上に置ききらないだろうというくらい立て続けにお皿が届く届く。生ハムとナッツのシーザーサラダ(700円)におまかせ4人前のくろべい盛(1980円)、クリームチーズのレバーパテ(580円)、大人気チーズチヂミ(780円)…。


お刺身はどれも新鮮で美味でした。普段、タコってあんまり好きじゃないんですけど、今日はおいしくいただきました。というか、一番おいしかったかも。


チヂミはこれでもか!とトロ〜リとろけたチーズが乗っていて、チーズ好きの私にはたまりませんでしたね〜。
あれ、もっきり終わっちゃった…。じゃ、3杯目をいただこうかな♪というわけで、果実酒の紀土 レモン酒(480円)をいただきました。少し甘みもあって、程よく酸っぱく、爽やかないい香り!今日飲んだ中で一番のヒットでしたね。一方ダンナは栃木の仙禽をまたまたもっきりで(740円)。県民にはおなじみの、飲みやすくてどんな料理にも合う美味しいお酒ですね(^^)。

最後に到着したのは大海老マヨネーズ(780円)。

海老はフリッターみたい。ケチャップとマヨネーズを混ぜたソースで、ちょっぴり甘い味付けになってました。
美味しいお酒と肴で場も盛り上がり、楽しい夕餉となりました(^^)。カウンター席もいいけど、個室は落ち着けていいですね。もうちょっと座席が広いともっと良かったですが、それもまた味のひとつですかね。



こちらは席でのお会計。押しボタンはないので、自分で店員さんに声がけして注文やお会計をお願いする形です。私は女性なのでどうでもいいことなんですが、店員の女の子2人とも可愛くて、それもサービスの一環でしょうか?
店を出ると、またまたあの盛大な灯りが見送ってくれるのでした…。

よく見ると、ハワイまで◯km、アラスカまで◯kmなどと、電灯に書いてあるんですね。酔っ払って撮ったし、明る過ぎて文字が飛んでしまっていて読めないので、写真はアップできませんが^^;また機会があったら、撮り直しチャレンジしてみます。